「付き合いはねえ」と言った船長の話を、駐在と女将に確かめる(声つき動画・2本目)
Checking the captain's "we weren't close" with the officer and the landlady (voiced video, part 2)
D20-1-P39-voiced-play-video-2・遊ぶ人向け・霧走町 流氷に眠る(遊ぶ人向け)
港の船長は、死んだ組合長とは「付き合いはない」と言う。
駐在に聞くと、先週二人が怒鳴り合っていたという話が出てくる。
女将は、本人に聞けと港を指す。
その一続きを、声つきの動画にしました。
声つきのプレイ動画の、2本目です。
先にお断りを二つ。
ゲームの本編には、声はありません。
この動画の声は、音声合成(AivisSpeech)で作りました。
読み上げるのは、ゲームの台本にある台詞そのままです。
1本目は、船長の佐伯の「10時まで番屋」が、女将の証言で崩れるまででした。
2本目は、同じ佐伯の、もう一つの言い分を、ほかの人に確かめて回るところです。
並びは、こうです。
一つ目の場面は、港。
刑事が、佐伯に聞きます。
▶「組合長とはどういう付き合いでしたか」
佐伯「組合長とは、特に付き合いはねえ」
短い答えです。
港に着いたときから、この人は「……よそ者が、何の用だ」と言う人でした。
二つ目の場面は、駐在所。
相棒の駐在、堂本に、二人の間のことを聞きます。
▶「佐伯さんと組合長の間で、何か揉め事はありましたか」
堂本「そういえば先週、番屋で佐伯さんと組合長がえらい剣幕で怒鳴り合っとったそうで」
堂本「仲裁に入った客が、金がどうとか聞いたと言うとりました」
付き合いがない二人が、怒鳴り合うだろうか。
三つ目の場面は、その怒鳴り合いがあった食堂「番屋」です。
女将のハルに、組合長のことを聞きます。
▶「組合長はどんな人でしたか」
ハル「組合長かい。強引な人だったよ、昔から。……敵も多かったろうね」
ハル「誰と揉めてたかなんて、うちに聞くより本人に聞いとくれ。佐伯さんなら港にいるよ」
女将は、自分の店で起きた揉め事を、自分の口からは話しません。
本人に聞け、と港を指します。
動画は、ここで終わります。
「付き合いはない」と言った船長に、駐在から聞いた話を、どう切り出すか。
その先は、自分の問いで聞いてみてください。
声は、刑事・佐伯・堂本・ハルの四人分。
刑事の声は、問いが入力欄に入っていくあいだに鳴らしました。
相手の声は、その返事が画面に出ているあいだに。
ずれていないかは、作った側とは別の目で、コマを一枚ずつ見て確かめました。
動画で入力する三つの文は、どれもいまの版で、この台詞が返ることを確かめた文です。
遊ぶ人向けの連載は、この回でおしまいです#
11月1日から20日間、遊ぶ人向けに39本書きました。
防波堤で組合長が死んでいた、という一行から始めて。
町の人たちの台詞を写し、聞き方と、手帳と、食い違いのことを書き、第一章を解いた人向けの記事まで出しました。
台詞は、全部ゲームの台本から写しました。
投稿のために作った台詞は、一つもありません。
書くたびに、その台詞が本当に返ってくるかを、いまの版で確かめました。
技術の連載は、このあとも続きます。
日本語入力を、どうやって捜査の一手にしているのか。
その仕組みに興味がある人は、夕方と夜の投稿をどうぞ。
読んでくれた人、遊んでくれた人、ありがとうございました。
『霧走町 流氷に眠る』の第一章はブラウザで無料です。
動画の続きを、自分の声と言葉で聞きに行くなら、プロフィールのリンクから。