現場を、自分の目で見る
See the scene with your own eyes
D04-2-P08-examine-the-scene・遊ぶ人向け・霧走町 流氷に眠る(遊ぶ人向け)

組合長が倒れていたのは、防波堤の係船柱の根元だった。
現場を、自分の目で見に行きます。
「防波堤。流氷が岸を擦る音だけが、絶え間なく続いている。」
「戸倉誠一が倒れていたのは、この係船柱——船の綱を掛ける鉄の柱——の根元だ。雪はもう、ずいぶん踏み荒らされている。」
『霧走町 流氷に眠る』では、人に聞くだけでなく、場所や物を調べることも日本語入力でします。
画像は、防波堤でこう入力した場面です。
▶「係船柱を調べる」
「係船柱は膝ほどの高さの、鉄の柱だ。黒ずんだ血痕は、上の角ではなく根元——雪から指二本ほどの所にこびりついている。何かが、引っかかる。」
そして、緑の一行。
記録:係船柱の血痕は、妙に低い位置にある
聞いた証言と同じように、調べて分かったことも手帳に残ります。
どこで分かったかと一緒に。
何が引っかかるのか。
それは、地の文は教えてくれません。
手帳の中で、ほかの証言や記録と並べて考えるのは、あなたです。
調べ方がぼんやりしていると、目は滑ります。
何を見るかを決めずに柱を眺めると、こうです。
「係船柱は防波堤に沿って何本も並んでいる。漫然と眺めても、どれも同じ鉄の塊だ。……どの柱の、何を見る。」
どの柱の、何を見たいのか。
それを言葉にするのも、捜査の一部です。
画像の一番上の一行は、その前に防波堤で何気なく入力したことへの返事です。
「カモメが一羽、こちらを見ていた。すぐに、風に乗って行った。」
事件と関係のないことにも、町は答えます。
現場は、黙って待っていてはくれません。
見たいものを決めて、入力する。
そこから先は、手帳と、町の人の話が続きを運んできます。
第一章はブラウザで無料で遊べます。
プロフィールのリンクから、防波堤に立ってみてください。