声がつくと、聞き込みはこう聞こえる
With voices, an interrogation sounds like this
D08-1-P15-voiced-play-video・遊ぶ人向け・霧走町 流氷に眠る(遊ぶ人向け)
港の船長に、ゆうべどこにいたかを聞く。
食堂の女将に裏を取り、食い違いを船長にぶつける。
その一続きを、声つきの動画にしました。
42秒です。
先に、お断りを一つ。
ゲームの本編に、声はありません。
台詞も地の文も、文字で読む作品です。
この動画の声は、音声合成です。
手元の音声合成ソフト AivisSpeech で、刑事・船長の佐伯・女将のハルの三人分の声を作りました。
人が演じた声ではありません。
声が読み上げているのは、ゲームの台本にある台詞そのままです。
作り方はこうです。
まず、ゲームの画面を録ります。
入力欄に問いが一字ずつ入っていき、「送信」で返事が出るところまで。
入力する文と順番は録画用の台本に書いておき、何度録っても同じに流れるようにしました。
そこへ、あとから声を重ねます。
刑事の声は、問いが入力欄に入っていくあいだに。
相手の声は、その返事が画面に出ているあいだに。
声と画面の文字がずれていないかは、作った側とは別の目で、コマを一枚ずつ見て確かめました。
並びは五つの区切りです。
一つ目は、黒い画面に二行だけ。
「選択肢は、ない。」
「あなたの言葉で、聞き込む。」
二つ目は、港と船小屋。
画面の上に「まず、アリバイを聞く。」と出て、刑事が佐伯に尋ねます。
▶「事件が起きた夜、あなたは何時までどこにいましたか」
三つ目は、食堂「番屋」。
「別の人に、確かめる。」
女将のハルに、同じ夜の佐伯のことを聞きます。
▶「昨夜、佐伯さんは店に来ていましたか」
四つ目は、もう一度港へ。
「食い違いを、ぶつける。」
▶「番屋を出た時刻が話と違います。女将は八時前だと言っている」
五つ目は、タイトルの絵に題名。
三つの場面の中身は、この一週間に文字で書いたとおりです。
十時と、八時前。
文字で読んだ二時間の食い違いが、船長の低い声と、女将の落ち着いた声のあいだに挟まっています。
最後に船長の声が詰まるところは、ぜひ音を出して聞いてみてください。
動画の中で入力している三つの文は、どれもいまの版のゲームで、そのまま同じ返事が返る文です。
動画のために用意した、特別な入力ではありません。
声は、遊ぶ側でも足せます。
Windows の音声入力(Win キー+H)を使うと、話した言葉がそのまま問いになります。
動画の刑事の声のところに、あなたの声が入る、ということです。
録画と公開は、手元の録画ソフトでどうぞ。
声:AivisSpeech(阿井田 茂・まお)
『霧走町 流氷に眠る』の第一章はブラウザで無料、インストールなしで遊べます。
動画の続きを自分の問いで聞きに行くなら、プロフィールのリンクから。