緑の「記録」は、手帳に入った印
A green "record" means it went into your notebook
D12-2-P24-green-record・遊ぶ人向け・霧走町 流氷に眠る(遊ぶ人向け)
宿の主人が、先週の食堂での揉め事を話した。
その一言だけが、緑の行になって手帳に入った。
画像は、宿「潮見荘」で、源三にこう入力したところです。
▶「最近この町で揉め事はありましたか」
源三「先週な、番屋で佐伯さんと組合長がえらい剣幕でやり合っとったよ」
源三「あの二人、昔は同じ船に乗っとった仲なんだがねえ」
そのすぐ下に、緑の行。
記録:源三「先週、番屋で佐伯と組合長がえらい剣幕でやり合っていた」
緑の「記録」は、いま聞いたことが手帳に入った、という印です。
手帳を開けば、この一文が、どこで誰から聞いたかと一緒に残っています。
画像の上のほうには、その前の手が写っています。
同じ源三に、朝飯の時間を聞いた手です。
そちらには、緑の行がありません。
灰色で「理解した行動:雑談として受け取った」とだけ出ています。
どちらも、源三はちゃんと答えています。
違うのは、捜査に関わる話かどうか。
朝飯の時間は、事件の手がかりにはならない。
だから手帳には入らない。
緑の行が出るかどうかで、いまの話が捜査の材料になったかが分かります。
もう一つ、見比べてほしいところがあります。
台詞と、緑の行の文は、少し違います。
台詞は「やり合っとったよ」。
記録は「やり合っていた」。
手帳の文は、話し言葉をそのまま写すのではなく、読み返しやすく短くしてあります。
けれど、「源三「…」」の形は崩しません。
誰が言ったことなのかを、手帳の中で混ぜないためです。
人から聞いた話は、名前とかぎかっこつき。
刑事が自分の目で調べて分かったことは、かぎかっこ無し。
手帳を読み返すとき、聞いた話なのか、見たことなのかが、一目で分かります。
それから、二行目の「昔は同じ船に乗っとった仲」は、記録には入っていません。
手帳に入るのは、その手で分かったことの芯だけです。
台詞の残りは、応答の欄をさかのぼれば読めます。
気になった一言があれば、それをまた聞けばいい。
緑の行が出た手は、手帳では「新着」の印つきで並びます。
あとで手帳を開いたとき、どこから読み返せばいいかの目印になります。
覚えておくのは、手帳の役目です。
読んで、引っかかって、次に誰に何を聞くかを決めるのが、あなたの役目です。
『霧走町 流氷に眠る』の第一章はブラウザで無料で遊べます。
最初の緑の一行を、プロフィールのリンクから出しに行ってみてください。